シャープの「RE-SS10Z」と「ヘルシオ AX-XJ1」は、どちらも30Lの庫内容量を備えたオーブンレンジです。家族分の料理を作りたい人や、クッキー・パンなどをまとめて焼きたい人にとって、どちらを選ぶべきか迷いやすい組み合わせではないでしょうか。
2機種の大きな違いは、過熱水蒸気を使う仕組みです。RE-SS10Zはスチームカップを庫内に置いて使う過熱水蒸気オーブンレンジ、AX-XJ1は水タンクとヘルシオエンジンを使うウォーターオーブン「ヘルシオ」です。
結論からいうと、スチーム調理と2段オーブンを手軽に使いたい人にはRE-SS10Z、ヘルシオ独自の過熱水蒸気調理や自動調理を活用したい人にはAX-XJ1がおすすめです。
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RE-SS10ZとAX-XJ1の違い一覧
| 比較項目 | RE-SS10Z | ヘルシオ AX-XJ1 |
|---|---|---|
| 総庫内容量 | 30L | 30L・2段調理 |
| 給水方法 | スチームカップ | 水タンク |
| 過熱水蒸気の加熱方式 | スチーム予湿後、ヒーターで過熱水蒸気を作る | 過熱水蒸気を使うヘルシオエンジン |
| オーブン加熱 | 背面ヒーターによる熱風加熱・2段調理 | 2段熱風コンベクション |
| オーブン温度 | 110~250℃ | 100~250℃ |
| 発酵温度 | 30・35・40・45℃ | 30・35・40・45℃ |
| レンジ出力 | 1,000W・600W・500W・200W相当 | 1,000W・600W・500W・200W相当 |
| 外形寸法 | 幅495×奥行445×高さ390mm | 幅490×奥行435×高さ400mm |
| 庫内有効寸法 | 幅400×奥行320×高さ230mm | 幅405×奥行315×高さ235mm |
| 質量 | 約20kg | 約20kg |
| 定格消費電力 | レンジ・オーブン・グリル各1,430W | レンジ1,460W、オーブン・グリル各1,400W |
比較表の数値は、シャープ公式取扱説明書と公式仕様ページに記載されている項目のみを掲載しています。
主な違いをまとめると、次の3点です。
- RE-SS10Zはスチームカップ、AX-XJ1は水タンクを使う
- AX-XJ1はヘルシオ独自の過熱水蒸気調理に対応している
- AX-XJ1は「おくだけグリル」などの自動調理を活用できる
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RE-SS10ZとAX-XJ1の違いを詳しく解説
過熱水蒸気の使い方が違う
RE-SS10Zは、付属のスチームカップに水を入れて庫内に置き、蒸気を発生させて使います。スチーム予湿後にヒーターで加熱して過熱水蒸気を作り、フライあたためやから揚げなどの調理に利用する仕組みです。
水タンクを使う方式ではないため、必要なときにスチームカップを準備して、過熱水蒸気調理を取り入れたい人に向いています。
一方、AX-XJ1は水タンクから給水し、過熱水蒸気を使うヘルシオエンジンを搭載しています。ウォーターオーブンやウォーターグリルでは、100℃を超える過熱水蒸気で食品を加熱し、表面を焼き上げます。
ヘルシオ公式ページでは、過熱水蒸気で調理する仕組みを「水で焼く」と紹介しています。焼き物や揚げ物風メニューをヘルシオ調理で作りたい人は、AX-XJ1が候補になります。
自動調理を重視するならAX-XJ1
AX-XJ1には、食材を角皿にのせて焼き物を作る「おくだけグリル」があります。また、「らくチン1品」では、野菜料理、煮物、中華、カレー、パスタなどを自動調理できます。掲載メニュー数は92、自動メニュー数は88です。
火加減の調整を任せたい人や、日々の献立作りを少し楽にしたい人にとって、AX-XJ1の自動調理は選ぶ理由になりやすいでしょう。
RE-SS10Zにも、らくチン!ベジ、らくチン!煮物、冷凍食品あたため、フライあたためなどの自動メニューがあります。日常のあたためや、簡単なおかず作りを中心に使う場合は、RE-SS10Zも必要な機能を備えています。
オーブン調理はどちらも2段対応
RE-SS10Zは、背面ヒーターからの熱風で庫内温度を保ち、食品を包み込むように焼き上げる方式です。公式取扱説明書では、2段調理に対応していることが案内されています。
AX-XJ1も2段熱風コンベクションに対応しています。オーブン温度は、RE-SS10Zが110~250℃、AX-XJ1が100~250℃です。100℃から設定したい場合はAX-XJ1が選択肢になります。
どちらも発酵温度は30・35・40・45℃に対応しているため、パン作りにも使えます。クッキーやパンをまとめて焼きたい人は、2機種とも候補に入れやすい仕様です。
サイズは近いが、置き場所を確認したい
RE-SS10Zは幅495×奥行445×高さ390mm、AX-XJ1は幅490×奥行435×高さ400mmです。AX-XJ1の方が幅は5mm、奥行は10mm小さく、RE-SS10Zの方が高さは10mm低くなっています。
庫内有効寸法は、RE-SS10Zが幅400×奥行320×高さ230mm、AX-XJ1が幅405×奥行315×高さ235mmです。数値は近いものの、設置前には本体寸法だけでなく、扉を開いたときの奥行や周囲に必要な放熱スペースも確認しておきましょう。
お手入れの考え方も違う
RE-SS10Zは、スチーム調理を使うときにスチームカップを庫内へ置きます。使用後はスチームカップを取り出して手入れする必要がありますが、水タンクを常時セットする方式ではありません。
AX-XJ1は水タンクを使うため、ヘルシオ調理を活用するほど、水まわりの手入れも日常の作業になります。取扱説明書では、お手入れメニューとして「庫内クリーン」や「本体水抜き」が案内されています。
手軽さを重視するならRE-SS10Z、給水や手入れを行ってでもヘルシオ調理を使いたいならAX-XJ1が選びやすいでしょう。
RE-SS10ZとAX-XJ1の共通点
RE-SS10ZとAX-XJ1は、次のような点が共通しています。
- 総庫内容量は30L
- 2段オーブン調理に対応
- 最大1,000Wのレンジ出力に対応
- 最高250℃のオーブン調理に対応
- 30・35・40・45℃の発酵温度に対応
- 本体質量は約20kg
普段のあたためだけでなく、家族分の料理、お菓子、パン作りまで幅広く使える点は、どちらにも共通する魅力です。
RE-SS10Zがおすすめの人
RE-SS10Zは、次のような人におすすめです。
- スチームカップで手軽に過熱水蒸気調理を使いたい
- 日常のあたためと簡単な自動調理を中心に使いたい
- 2段オーブンでお菓子やパンをまとめて焼きたい
- 水タンクの給水や手入れをできるだけ増やしたくない
RE-SS10Zは、オーブンレンジとしての基本機能に加え、必要なときだけスチーム調理を取り入れたい人に合っています。
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AX-XJ1がおすすめの人
AX-XJ1は、次のような人におすすめです。
- ヘルシオ独自の過熱水蒸気調理を使いたい
- おくだけグリルやらくチン1品を活用したい
- 焼き物や揚げ物風メニューを自動調理に任せたい
- 水タンクや水まわりの手入れを負担に感じにくい
AX-XJ1は、ヘルシオ調理を日々の食事作りに取り入れ、調理を任せる機会を増やしたい人に向いています。
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RE-SS10ZとAX-XJ1の違いを比較したまとめ
RE-SS10ZとAX-XJ1は、どちらも30L・2段調理に対応し、家族分の料理やお菓子・パン作りに使いやすいオーブンレンジです。レンジ出力や最高オーブン温度も共通しているため、基本的なオーブンレンジとしての使い方では、どちらも幅広く活用できます。
選ぶ決め手は、過熱水蒸気調理をどこまで重視するかです。
RE-SS10Zは、スチームカップを使って必要なときに過熱水蒸気調理を取り入れられます。普段のあたため、簡単なおかず作り、2段オーブンをバランスよく使いたい人におすすめです。
AX-XJ1は、水タンクとヘルシオエンジンを使い、ウォーターオーブンやウォーターグリル、おくだけグリルなどを活用できます。ヘルシオ独自の調理機能を使いたい人や、自動調理で料理の手間を減らしたい人におすすめです。
価格は販売店や購入時期によって変わるため、最終的には実売価格も確認して比較しましょう。スチームカップの手軽さを選ぶならRE-SS10Z、ヘルシオ調理の充実度を選ぶならAX-XJ1と考えると、自分に合う1台を選びやすくなります。
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